Foreign-Based Sires
Danzig　1977 ダンジグ
ノーザンダンサー系の中でも、最もスピードのある後継馬と言われているダンジグ。現役時代は６Ｆ〜７Ｆのメイドンとアローワンスを３戦３勝。しかしながら、故障によりメジャータイトルとは無縁のまま引退した。 　種牡馬入りし、１９８４年の初年度産駒から「ＢＣジュヴェナイル」優勝馬チーフズクラウンをはじめ３頭のＧ・１馬を輩出。初年度にして２歳リーディングのトップになる衝撃の種牡馬デビューを飾った。 　その後も、距離６ＦのＧ・１「スプリント・カップ」などを制したトップスプリンターのディンヒル。「ＢＣマイル」を連覇したルアー。「アベイユ・ド・ロンシャン賞」などを勝ったディジュールなど、スピード優先の産駒を多く輩出している。 　しかし、世代を重ねると距離をこなす産駒も現れると言うのがダンジグのもうひとつの特徴で、チーフズクラウンの代表産駒エルハーブは「英国ダービー」を勝ち、欧州の１２Ｆまでこなしている。	Chief's Crown
	Danehill (Sprint Cup)
Green Desert (July Cup)	多くの産駒の中で、最もダンジグラインの本流と言われているのがグリーンデザート。１９８６年の距離６ＦＧ・１「ジュライカップ」を含め５Ｆ〜７Ｆのレースで５勝。８Ｆの「英国２０００ギニー」でも、名馬ダンシングブレーブの２着となっている。 　種牡馬としては、１９９８年の「ムーラン・ド・ロンシャン賞」をはじめ１マイルのＧ・１を３勝したデザートプリンスや１９９８年の「高松宮記念」優勝馬シンコウフォレストなどダンジグのスピードを忠実に伝えている。

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