Race retrospection of Sunday Silence
	1988 Maiden Race Nov.13 Hollywood Park 　１９８８年１０月３０日、サンタ・アニタ競馬場で行われたダート６．５Ｆの未勝利戦でデビューしたサンデーサイレンス。単勝２．５倍の１番人気に支持されていたが２着と敗れてしまった。 　 　２週間後の１１月１３日、ハリウッド・パーク競馬場で行われたダート６Ｆのメイドン・レース。この時もサンデーサイレンスは単勝１．７倍の１番人気に支持された。 　 　スタート直後、サンデーサイレンスは先行２番手につけて楽に追走。最終コーナーで先頭に立つとそのまま後続を引き離し、競走馬として記念すべき初勝利を飾った。
1988 Allowance Race Dec.03 Hollywood Park 　サンデーサイレンスの次走は、初勝利からほぼ３週間後の１２月３日、同じくハリウッド・パーク競馬場で行われたダート６Ｆのアロウワンス・レース。この時サンデーサイレンスは単勝２．８倍の２番人気。 　 　１番人気はヒューストン。ヒューストンは、この年の７月２７日にベルモント・パーク競馬場で行われた６Ｆのメイドンを１２馬身差でデビュー勝ち。４ヶ月ぶりのレースだったが、父が３冠馬シアトルスルーの大型馬で早くも「ケンタッキー・ダービー」の有力馬としても名前を連ねていた。 　先行集団でレースしていたサンデーサイレンスは、最終コーナーで進出を開始。直線で先頭に立つと他馬を引き離しにかかるが、追い込んできたヒューストンとゴール前、接線の末クビ差で２着と惜敗した。
	1989 Allowance Race Mar.02 Santa Anita Park 　３戦１勝の成績で２歳シーズンを終えたサンデーサイレンス。明けて３歳の緒戦は３月２日、サンタ・アニタ競馬場で行われたダート６．５Ｆのアロウワンス・レース。 　 　この時サンデーサイレンスは単勝１．９倍の１番人気。サンデーサイレンスにとって初めてぬかるんだコース・コンディションによるレースとなったが、サンデーサイレンスはスタート直後から先頭に立ち馬群をリード。そのまま、他馬を寄せ付けず２勝目を上げた。
1989 San Felipe H (G2) Mar.19 Santa Anita Park 　続いてサンデーサイレンスは初めて重賞競走に挑戦。３月１９日、サンタ・アニタ競馬場で行われたダート８．５ＦのＧ２「サンフェリペＨ」。 　この日のサンデーサイレンスは単賞３．９倍の２番人気。単賞１．５倍の圧倒的１番人気に推されていたのがミュージックメルシー。ミュージックメルシーは２歳時、Ｇ１の「デルマー・フューチュリティ」に優勝し、「ＢＣジュヴェナイル」が４着。前走３歳緒戦のＧ２「サンラファエルＳ」を快勝してきた強豪だった。 　 　先行するサンデーサイレンスにミュージックメルシーは後方待機。最終コーナーを２番手でサンデーサイレンスが、その直後にまでミュージックメルシーが進出。直線でサンデーサイレンスは先頭に立つと後続を引き離し快勝。重賞初制覇を果たした。

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