Forefathers
Hyperion	ハイペリオン Hyperion イギリス産　１９３０−１９６０ １３戦９勝 主な勝ち鞍 ダービー（１２Ｆ） セントレジャー（１４Ｆ１３２ｙ） デューハーストＳ（７Ｆ）
ゲインズボロー Gainsborough Bayardo Rosedrop セレーネ Selene Chaucer Serenissima
第１７代ダービー伯の生産馬で管理したのはＧ．ランプタン調教師。 ハイペリオン自身の現役時代は体高が１６０ｃｍ以下の小柄な馬だった。 ２歳時、新馬戦４着の後、未勝利の身で重賞の「ニューＳ」に出走。 圧倒的１番人気のナンスヴィル以下を３馬身差をつけて優勝する。 ただ、気ムラな面もみせていて、 ２歳チャンピオン決定戦「デューハーストＳ」は快勝するが、 一般戦となると１着同着、大差の３着に敗れたりもして ５戦３勝で２歳を終えた。 ３歳になると「２０００ギニー」こそ調整遅れで出走を見送ったが、 「ダービー」のプレップレースの「チェスターヴェース」を皮切りに 「ダービー」をレコードで勝ち「プリンスオブウェールズＳ」「セントレジャー」と連勝。 ４戦４勝で２冠馬となる。 ４歳時は３歳時程の輝きは無く４戦して２勝。 当時のイギリス最大のレース、距離２０Ｆの「アスコット・ゴールドＣ」も 全く走る気を見せず大差の３着に敗れ引退した。 引退後、種牡馬として１９３５年からイギリスで供用。 英チャンピオンサイヤーに計６回。産駒にパワーと気迫を伝えた。 父ゲインズボローは１３頭目の英国３冠馬。 母セレーネは現役時代１６勝をあげた名牝。 母としても優秀で、ハイペリオンの他にシックルやファラモンドといった 名馬、名種牡馬を産んでいる。

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