The Father of the Thoroughbred Horses

バイアリーターク（Byerley Turk） 軍馬として用いられていたバイアリータークは、 英国軍のロバート・バイアリー大佐（当時大尉）がブダペストで トルコ軍から奪い取りイギリスに持ち帰ったと言われている。 その後、ロバート・バイアリー大佐と共にアイルランド軍との戦いに参戦、 バイアリータークの快速に、他の馬たちは追いつけなかったそうである。 ４代子孫のヘロドが系統を発展させている。

ダーレイアラビアン（Darley Arabian） シリアで市場取引されていたダーレイアラビアンを、 英国領事のトーマス・ダーレーが購入しようとしたところ 金銭面で折り合いがつかず、トーマス・ダーレーは英国海軍の艦長に強奪を依頼。 成功してダーレイアラビアンはイギリスに送られた。 ダーレイアラビアンは見事な鹿毛の馬体をしていたと言われている。 ４代子孫のエクリプスが系統を発展させ、今日のサラブレッドの９０％が ダーレイアラビアンの系統である。

ゴドルフィンアラビアン（Godolphin Arabian） 黒鹿毛の堂々とした馬体をしていたゴドルフィンアラビアンは、 地元アラビアでは有名で評判もよかったと言われている。 そのことで色々な人の手に渡り、まずチュニジアの総督のもとに送られ フランスの国王ルイ１５世に献上された。 その後、イギリス人に売却され、最終的にゴドルフィン伯爵の手に渡った。 孫のマッチェムが系統を発展させている。

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