Take up the 1990s |
|||||||
 Montjeu |
|
||||||
|
|||||||
|
|
|||||||
１９９０年代後半、２４００ｍ戦を中心に圧倒的な強さを誇り、欧州を制圧した。種牡馬サドラーズウェルズが輩出した最強馬と呼ばれ、最もサドラーズウェルズの特徴が出ているとも言われていた。 「仏・愛ダービー」を制し、前哨戦の「ニエル賞」を快勝して挑んだ「凱旋門賞」では極端な道悪をものともせず、日本の期待を一身に浴びていたエルコンドルパサーと死闘を演じ優勝。欧州最強馬の称号を得た。その後、日本の国際Ｇ１「ジャパンカップ」に参戦して注目されるが、日本の軽い馬場が合わなかったのか日本のスペシャルウィークの４着に敗れる。「凱旋門賞」でも馬場が良かったら回避していたと言われているくらい重馬場巧者だったようで、当日の東京競馬場もドロドロの重馬場だったら、どんなパフォーマンスを見せてくれていたのだろうか。 ４歳初戦、「タタソールズＧＣ」では狭い所を馬なりでこじ開けて強さを見せつけ、続く「サンクルー大賞」も圧勝。迎えた「Ｋジョージ６世＆ＱエリザベスＤＳ」では直線半ばで馬なりのまま他馬を抜き去り、鞍上Ｍキネーン騎手はムチひとつ入れないまま２着ファンタスティックライトに２馬身差をつけて優勝。レース史上１９７０年に名馬ニジンスキーが演じて以来というベストパフォーマンスを演じてみせた。「Ｋジョージ６世＆ＱエリザベスＤＳ」と「凱旋門賞」を勝ったのは、リボー、バリモス、ミルリーフ、ダンシングブレーヴ、ラムタラに次ぐ６頭目となった。 その後「凱旋門賞」連覇を狙うが、この年の「英・愛ダービー」馬シンダーの４着に惨敗し歯車が狂い始め、続く「英チャンピオンＳ」で２着。引退レースとなった「ＢＣターフ」も見せ場無く７着に敗れた。 引退後、アイルランドで種牡馬入り。サドラーズウェルズの後継種牡馬として期待されている。 |
 |
 1999 Prix del Arc de Triomphe |
 2000 King George Ⅵ & Queen Elizabeth Diamond Stakes |
Back