Take up the 1990s |
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 Daylami |
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| ２歳時、デビューから２連勝で挑んだ２０００ｍのＧ・１「クリテリウム・ド・サンクルー」はシャカの２着。 ３歳初戦、ロンシャン１６００ｍの「フォンテンブロウ賞」を快勝し迎えた「仏２０００ギニー」を差しきり、Ｇ・１初制覇を果たした。その後、ロイヤル・アスコットの「セント・ジェイムス・パレスＳ」に出走するがスターボロウの３着に敗れ、古馬との初対戦となった「ジャック・ル・マロワ賞」はスピニングワールドの２着。続く「ムーラン・ド・ロンシャン賞」もスピニングワールドの３着と惜敗した。 このままマイル路線へと進むかに思われたデイラミの４歳シーズンは、早くから陣営が１０Ｆ路線へ向かうと宣言していた言葉通り、アイルランドのカラ競馬場１０Ｆ「タタソールズＧＣ」の勝利から始まった。次走ロイヤル・アスコットの「プリンス・オブ・ウェールズＳ」は同厩舎のフェイスフルサンの３着に敗れたが、続く「エクリプスＳ」では、そのフェイスフルサンに半馬身差をつけて優勝。１２Ｆの「Ｋジョージ６世＆ＱエリザベスＤＳ」では前年の覇者スウェインの４着。その後、アメリカに遠征し芝１０．５Ｆの「マンノウォーＳ」で北米Ｇ・１制覇。帰国後、「英チャンピオンＳ」に出走するが、３歳牝馬のアルボラーダの３着と敗れた。 ５歳初戦の「ドバイ・ワールド・カップ」は、初めてのダートということもあり５着に惨敗。ヨーロッパに戻りＧ・１に昇格した「タタソールズＧＣ」はシヴァの２着に敗退するが、次走、距離を伸ばした１２Ｆの「コロネーションＣ」を快勝し、春シーズンの総決算「Ｋジョージ６世＆ＱエリザベスＤＳ」に出走。１番人気こそ「英ダービー」馬オースに譲ったものの直線を向くとスパート。２着ネダーウィに５馬身差をつけて優勝。１２Ｆ路線でも能力を見せつける結果となった。 休養後、１０Ｆの「愛チャンピオンＳ」を９馬身差で圧勝し、秋シーズンの最大目標「凱旋門賞」に出走。しかし道悪に脚をとられ見せ場なくモンジューの９着に惨敗した。 この後、雪辱を果たすべくアメリカに遠征。ガルｆストリームパークで行われた「ＢＣターフ」に出走。１９９９年のアメリカに於ける芝レースのベストパフォーマンスと言われる走りを見せ、２着ロイヤルアンセムに２馬身半差をつけて優勝。１９９９年の欧州年度代表馬のタイトルとともに、アメリカ芝部門の牡馬チャンピオンのタイトルも獲得、初代エミレーツ・ワールド・チャンピオンの座も手にした。 |
 １９９８ エクリプスＳ |
 １９９９ コロネーションＣ |
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 １９９９ Ｋジョージ６世＆ＱエリザベスＤＳ |
 １９９９ ブリーダーズ・カップ・ターフ |
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