in the 1980s "Europe"

Dancing Brave
Dancing Brave

ダンシングブレーヴ
Dancing Brave
1983
アメリカ産

戦績
10戦8勝

主な勝ち鞍
英2000ギニー(8F)
KジョージY世&QエイザベスDS(12F)
凱旋門賞(2400m)
エクリプスS(10F)


リファール
Lyphard
Northern Dancer
Goofed
ナヴァホプリンセス
Navajo Princess
Drone
Olmec


 「凱旋門賞」はフランスが第一次大戦の戦勝を記念して創設された伝統的なレースである。各国ダービーは3歳世代限定で行われているが、「凱旋門賞」は各世代の最強を決める牡馬牝馬混合で行われる。

 その「凱旋門賞」の歴史でもっとも強い勝ち方をしたと言われているのがダンシングブレーヴ。1980年代欧州最強馬と呼ばれ、追い込んでは他馬をちぎり捨てる豪快な勝ち方はインターナショナルクラシフィケーションのつけた最高のレイティング141に示されるように他の馬には真似のできない走りである。

 1986年の「凱旋門賞」はメンバーも「仏ダービー」馬ベーリング、「英ダービー」馬シャーラスタニ、鉄の女トリプティク、「日本ダービー」馬シリウスシンボリと強豪揃い。そのメンバーの中、最後方から怒涛の追い込みをみせレコードタイムで優勝する。普通の馬がトップスピードに到達するのに何完歩か必要とされるのに対してダンシングブレーヴの場合、ゴーサインを出すと瞬時にトップスピードに到達する瞬発力を持っていた。

 2着に負けはしたが「英ダービー」では直線最後方から追い上げ、最後の2Fを共に10秒台の末足を繰り出し半馬身差までせまっていた。エプソム競馬場の最後の直線の上り坂では在りえないラップを刻んだことになる。

Dancing Brave

1986 凱旋門賞



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