in the 1970s "Europe"

Sea Bird
Sea Bird

シーバード
Sea Bird
1962
フランス産

戦績
8戦7勝

主な勝ち鞍
英ダービー(12F)
サンクルー大賞(2400m)
凱旋門賞(2400m)



ダンキューピッド
Dan Cupid
Native Dancer
Vixenette
シカラード
Sicalade
Sicambre
Marmelade

 
 イギリスの新聞「レーシングポスト」が1995年に歴代英国ダービー馬を読者投票したところ、ニジンスキーミルリーフを抑えて堂々と1位を獲得したフランス競馬史上最強馬イギリス人フランスの馬を選んだことからもシーバードが名馬中の名馬だということがうかがえる。

 父ダンキューピッドは普通のスプリンター、母シカラードは未勝利馬ということでデビュー前はまったく注目されてはいなかったのだが、デビュー戦2戦目とも出遅れながらも連勝。続く2歳チャンピオン決定戦の「グランクリテリウム」もゲートで出遅れ後方追走。ゴール前、後方から11頭をごぼう抜きするが2着に敗れた。一説には優勝した同厩舎のグレイドーンに勝たせるためだともいわれているが、シーバードにとってこれが唯一の敗戦であった。

 3歳になり「リュパン賞」を6馬身差で快勝すると、イギリスに遠征し「英国ダービー」に出走する。圧倒的1番人気に応えるように直線半ばでは抑える余裕まで見せ2着に2馬身差をつけて優勝する。この後、フランスに戻り古馬との初対決となった「サンクルー大賞」も楽勝。引退レースとなった「凱旋門賞」では、仏ダービー馬仏オークス馬プリークネスS馬愛ダービー馬、などの強豪が顔を揃える中、1番人気に支持される。道中中団を追走。直線を向くとあっという間に加速して2着に6馬身差をつけて優勝する。

Sea Bird
Sea Bird
1965 ダービー
 
Sea Bird
1965 ダービー


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