in the 1970s "Europe"

Mill Reef
Mill Reef


ミルリーフ
Mill Reef
１９６８
アメリカ産

戦績
１４戦１２勝

主な勝ち鞍
英ダービー（１２Ｆ）
ＫジョージⅥ世＆ＱエイザベスＤＳ（１２Ｆ）
凱旋門賞（２４００ｍ）
ネヴァーベント
Never Bent		 Nasrullah
Lalun
ミランミル
Milan Mill		 Princequillo
Virginia Water
　
　デビュー戦、２戦目のロイヤルアスコット「コヴェントリーS」と、それぞれ５馬身、８馬身と圧勝。７月の 「ロベールパパン賞」では後のフランス２歳４冠馬マイスワローにアタマ差競り負けてしまうが、１０月の「ジムクラックＳ」を１０馬身差で圧勝して２歳時を終える。

　３歳初戦の「グリーナムS」を４馬身差で快勝して臨んだ「２０００ギニー」。人気を分け合ったマイスワローには先着したが、３番人気のブリガディアジェラードに３馬身差をつけられて２着に敗れてしまう。
　しかし、ここからミルリーフは強さを発揮して行く。距離不安視されていた「英ダービー」を２馬身差をつけて快勝。「ＫジョージⅥ世＆ＱエリザベスＤＳ」では６馬身差をつけて圧勝する。秋の大目標「凱旋門賞」ではコースレコードで快勝。
　「英ダービー」「ＫジョージⅥ世＆ＱエリザベスＤＳ」「凱旋門賞」すべてを制覇したのはミルリーフから２４年後の１９９５年にラムタラが達成するまで成し遂げられなかった偉業である。

　４歳春に「ガネー賞」「コロネーションＳ」を連勝した後、調教中に骨折し引退。
　完璧なまでの強さを発揮したミルリーフ。４歳までに「Ｇ・１」６レースに出走、そのすべてに勝利し着差の合計は２５馬身に上ったという。

　種牡馬になってからも産駒のシャーリーハイツ、孫のスリップアンカーが「英ダービー」を勝ち親子三代制覇を達成、そしてシャーリーハイツが「愛ダービー」、アカマスが「仏ダービー」を勝ち、イギリス、アイルランド、フランス、すべてのダービー馬を送り出した種牡馬もミルリーフ１頭だけである。
Mill Reef
１９７１
ＫジョージⅥ世＆ＱエリザベスＤＳ

Mill Reef
Mill Reef


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